自然エネルギー事業について
小規模分散型の
自然エネルギー事業
自然エネルギー事業として当社が所有する発電所は、耕作放棄地を活用・再生してエネルギー(電気)と農業を同時に取り組む営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)です。 全ての発電所が低圧の発電所としているところにこだわりがあります。 地域内で1つの大規模な発電所だけに頼るのではなく、小規模分散型のエネルギーの在り方こそ、災害時等いざという時のレジリエンスが高く、環境負荷も低い理想形のエネルギーの在り方であると考えています。 現在、営農型太陽光発電を7機所有しており、営農型太陽光発電に限らず、林業再生のための松田町施設へのバイオマスボイラーを導入した実績もあります。 JPEAより「ソーラーウイーク大賞2024優秀賞」、 神奈川県より「第1回かながわ脱炭素大賞」も頂きました。
About
ソーラーシェアリングについて
ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)は、農地である田んぼや畑で農業を営みながら、
その上では間隔を空けて太陽光パネルを設置することで、農業と発電を同じ土地で同時に行う新しい取り組みです。
太陽の力を農業とエネルギーでシェアするので、ソーラーシェアリングと呼びます。
農作物の生育に必要な光の量を確保して設計することで、農作物の生育に影響を与えません。
近年の強い日差しが降り注ぐ気候には、むしろ農作物の生育に良いということも起こります。
ソーラーシェアリングの紹介
小田原下曽我
ソーラーシェアリング(1号機)
パネル容量 | 15.12kW |
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売電単価 | 24円 / kW |
売電収入予想 | 約38万円 / 年 |
売電実績 | 約60万円(2018年3月現在) |
面積 | 約100坪 |
竣工 | 2016年11月 |
作付作物 | さつまいも |
小田原桑原
ソーラーシェアリング(2号機)
パネル容量 | 58.24kW |
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売電単価 | 18円 / kW |
売電収入予想 | 約110万円 / 年 |
売電実績 | 約140万円 |
面積 | 約360坪 |
竣工 | 2019年5月 |
作付作物 | 米(県下初) |
金次郎の里
ソーラーシェアリング(3号機)
ソーラーシェアリングの3号機は固定価格買取制度に頼らず、自家消費を目的とする「nonFIT」モデルとなります。 発電した電気は電線を通して、2021年1月にオープンした農家カフェSIESTAの運営に使用しております。 この自家消費モデルは日本初の取り組みであり、食とエネルギーの地産地消を目指す上での大きな一歩となっております。
パネル容量 | 77.8kW |
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売電単価 | 税込12円 |
売電収入予想 | 120万円程度 |
面積 | 510坪 |
竣工 | 2021年2月 |
作付作物 | 薄荷、ラベンダー、玉ねぎ、大豆、落花生、サツマイモ、さといも、菜の花 |
愛川町三増
ソーラーシェアリング(4号機)
4号機は愛川町三増にあります。 愛川町初のソーラーシェアリングです。小田原かなごてファームが市民出資で集めた初めてのケースとなります。 みかんを栽培し、出来たみかんはおひるねみかんジュースとなります。
パネル容量 | 40.94kw |
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売電単価 | 13円(固定価格買取制度) |
売電収入予想 | 約60万円/年 |
面積 | 約240坪 |
竣工 | 2021年10月 |
作付作物 | みかん |
矢作の里
ソーラーシェアリング(5号機)
5号機は小田原市が重点加速化地域に選定されて市独自に用意したソーラーシェアリングの補助金を活用して作られました。 融資は地方銀行トップ、神奈川県で最もバリューのある横浜銀行さんがソーラーシェアリングはもちろんのこと、非FITモデルに融資した初めてのケースとなりました。
パネル容量 | 97.9kw |
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売電単価 | 12円(税込)/kW |
売電収入予想 | 約140万円/s年 |
面積 | 約700坪 |
竣工 | 2022年2月 |
作付作物 | みかん |
高田の里
ソーラーシェアリング(6号機)
6号機も小田原市の上記補助金を活用し、政策金融公庫、城南信用金庫さんの融資を受けて作られました。
パネル容量 | 60.6kw |
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売電単価 | 13円(税込) |
売電収入予想 | 約94万円 |
面積 | 約250坪 |
竣工 | 2024年2月 |
作付作物 | みかん |
開成あじさいの里
ソーラーシェアリング(7号機)
小田原かなごてファームとして初めて土地を取得して建設します。融資はかながわ西湘農協さんにお願いしました。 農協がソーラーシェアリングに融資をすることは大変貴重なことです。
パネル容量 | 121kw |
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売電単価 | 12円(税込) |
売電収入予想 | 約175万円 |
面積 | 約 1100坪 |
竣工 | 2025年1月 |
木製架台への挑戦
(5号機のソーラーシェアリングに併設で建設)
現在、小田原かなごてファームでは架台を金属製から木製へ変更できないか?検証しています。 小田原市のお隣の松田町にて木質バイオマス薪ボイラー導入の支援をさせて頂いた経緯から林業の再生、山の経済を循環させることに意識があり、ソーラーシェアリングの現場と林業のコラボレーションが出来ないか?検討しているところです。
Visit
視察について
小田原かなごてファームでは視察を随時応募しています。視察内容はご希望に沿う形でアレンジさせていただきます。
参考までに大体の時間と値段の目安をお知らせします。
午前中(2-3時間程度) 案内講演料30,000円
一日(6時間程度) 案内講演料50,000円
11人目から3,000円。
凡そ、お一人3,000円程度頂戴するような感じとなります。
値段に応じて「食エネ自給のまちづくり」などの本を資料としてお渡しします。
価格は目安です。ご予算もありますので基本的にはご希望に沿う形でやらせていただきますのでご相談ください。
About media
各種メディア出演・講演会
について
オンライン・オフラインを問わず「ポストコロナを見据えた地域経済」「自然エネルギーを活用した地域づくり」といったテーマでメディアへの出演、講演会を行っております。 出演情報・講演会参加方法等は、お知らせや、各種ソーシャルメディアにてご案内いたしますので、ご興味がお有りの方はそちらをご確認ください。